恋愛で成功するアプローチ方法の基本

学生時代の恋愛は、受身で待っているだけでも出会いがあったり恋人ができることもありますが、 大学生や社会人ぐらいになると、自分から積極的に異性に関わらなければ恋愛ができないまま時間が過ぎてしまいます。

そして、アプローチの仕方はある程度恋愛経験を重ねて実践で練習しなければ理解できないこともあります。 今回は恋愛初級者が意識すべきこと、恋愛上級者がやっている成功するアプローチ方法や基本の考え方を紹介していきます。

好きな人へのアプローチの仕方、心構え

・積極的な行動力が第一

異性と仲良くなるには、自分から話しかける、相手から話しかけられる、友達に紹介してもらう、の3つのパターンしかありません。 受身でも相手から話しかけられるのは社内恋愛やサークルでたまたま同じコミュニティにいるか、有名人並の相当の魅力がないと無理です。しかし自分から声を掛けるのなら条件はなく誰でもできます。 つまり、アプローチ=自分から絡むこと、とも言えるわけです。自分から仕掛ける行為ができなければなかなか前に進めません。

現代ではメールやライン、SNS等で代用できるので、会話が苦手な人はできるだけ早く連絡先やLINEを教えてもらうと 直接顔を合わせて口説かなくてもいいので、デートの約束までスムーズです。 男女ともに第一印象は今風で明るいけど実は人とあまり喋りたくない、コミュ障で根暗という人は多いので、 恋愛ツールで距離を縮めるのは男女お互いにとって好都合だったりします。

「異性と話すのが苦手、コミュニケーションが下手だから無理」みたいな言い訳をして何もせず諦めたらその時点で終わりです。 相手に引かれることは承知の上できちんと自分の存在や好意をアピールしましょう。 恋の始まりは情熱的な求愛行動がきっかけになります。ここができていれば恋愛の駆け引き、押し引きなどスキルは何も必要ないです。 ただ、ちょっとしたアプローチテクニックを知っていると成功率が上がりますが。

・アタックは9割失敗することを知る

第一希望の異性とうまくいき、付き合って結婚できる人はほとんどいません。 結果的に理想の彼氏像、彼女像に近い人と妥協して付き合うだけです。 しかし、人はそれでも幸せになれます。

恋愛の法則とは試行回数によって成功の確率が上がるという単純なもので、 人間関係も数字の世界と似たようなものです。 どんな優れたアプローチ方法でも9割の異性には無視されたり苦笑いでフェードアウトされたりで友達から発展せずうまくいかない。 逆に変なアプローチのやり方でも1割ぐらいはデートの誘いに応じてくれたり付き合ってくれます。 ただ、女性から男性へのアプローチの場合は、男性から女性へのパターンに比べると成功率が高いです。

恋愛がうまくいかないと嘆いている人の悩みは、出会いの数やチャレンジの回数を増やすことによって簡単に解決できます。 「でも私は好みのタイプじゃないと嫌だ」と言う高望みの意見もありますが、よっぽど理想が高い頑固者でもなければ、 それなりの容姿や年齢、平均的なスペックを持つ男女と親密になれたらある程度満足はできるものです。

とにかく、ちょっと振られたぐらいでいちいち落ち込んでたり心が折れるようではアプローチはうまくいきません。 少なくとも100回ぐらいは異性と接触できるチャンスを作って、それでもうまくいかないようならテクニックや反省点について 悩み始めましょう。

・断られても2回、3回以上は押す

恋愛は交渉と同じようなものです。 交渉事では、最初の第一声で成果が出ることは少ないです。 例えば営業のセールスマンが「この商品はいいっすよ」と会社に売り込みに来て「じゃあそれ販売しよう」といきなりOKの返事は出ません。 ここでOKされるのは恋愛で言えば両思い、相思相愛の時だけです。 普通は「怪しい」「商品がしょぼい」みたいな文句が出てきます。ここで諦めていては誰にも見向きもされません。 ここでもしその疑問点を解決する「他の有名企業でも人気なんです」みたいな回答が出たら「試してみようか」となります。 これは片思いのアタックで恋愛が成就するパターンです。

恋愛心理テクニックで有名なものに「フットインザドア」「ドアインザフェイス」があります。 フットインザドアは初めにYESと言いやすい要求を飲ませ徐々に要求を大きくしていく、 ドアインザフェイスは最初に無理目なお願いを言ってNOと言わせてから次の要求のハードルを下げてYESと言わせる、 という交渉のやり方です。

これらはどちらも2回、3回以上自分の望みを相手に伝えて効果が出ることを前提にしています。 自分の立場になって考えてみるとよくわかりますが、最初は反射的に断ったとしても2度、3度強めに求められたり押されると、 「仕方ないなぁ」とOKしてしまうものです。 適度なしつこさ、強引さ、情熱的な猛アタックは恋愛感情を呼び起こすきっかけになります。

1度断られただけですぐにシュンとして立ち去るのではなく、もうちょっとだけ粘ってみましょう。 1回拒否されただけで好きな人を諦めるのは、自分の立場ではショックで立ち直れないダメージかもしれませんが、 相手からすればその程度の軽い気持ちだと思われてしまいます。 実はこれができるかどうかで成功確率は7割ぐらいは変わってくると思います。 こういうところでプライドを捨てることができると人間関係が楽になります。

アプローチがうまくいくコツは、しつこくしすぎないことと、引くタイミングをわきまえることです。 いきなり「惚れました、好きなんだ」と言われると気持ち悪いですし、ずっと継続して連絡が来たら怖いです。 たまたま機嫌が悪かったりタイミングが良くない時は、その時は断られても、2週間ぐらいの日を改めてアプローチしたらうまくいくこともあるので、 その場は潔く引くことで運が巡ってくることもあります。

・友達感覚の態度で接するとうまくいきやすい

片思い中の好きな人の前だと意識して緊張してしまう、というのは初心で可愛いですが、自分からアプローチする場合は肩に力が入るのはマイナスになりやすいです。 それはなんとなく上下関係を作り出してしまっているからです。この場合は下手に出過ぎて空気がギクシャクしてしまいます。

逆に余裕を持ちリラックスして接すると相手も一緒にいて楽で安心感を与えられます。 だから恋愛経験豊富な男女、彼女持ち、彼氏持ち、既婚者などはモテるのです。

上から目線で見下されると相手は不快な気分になるし、下手に出てペコペコしているとなんだかその人に魅力を感じられなくなります。 対等な関係の場合は、話しやすいし素直な気持ちで接することができます。 つまり、本気で異性を口説く時は横並びの目線でフレンドリーな態度で接する時が最も好感度が高いのです。

真面目すぎる、敬語ばかりでいまいち打ち解けない、適度に目を合わせてアイコンタクトをしっかりできない、 などは要注意。恋愛上手でモテるぶりっ子なんかは、お茶目でタメ口だし、じっと相手の目を見つめます。 友達から恋人へ進展させるのは、微妙な関係でも関わりがあるので親しくない他人からよりも仲を深めるのが簡単です。 肩の力を抜いて友達みたいな感覚、自然体で接するようにアプローチすることができれば成功しやすいです。

・ボディタッチをしないと男女の仲になれない

体に触れるというのは男女にとって非常に重要なスキンシップです。 もし手を繋げるようなら、その二人はもう付き合う一歩手前だし、手を繋げたらキスも許容できるような精神状態にあります。 そして、女性は男性から触られないと「私のこと好きじゃないのかしら」とどこか不安になるところがあります。

心理学の実験では、沢山喋った人よりも無言で手を握っただけの人に対しての方が好感度が高いというものがあります。 女性の恋愛トリガーのひとつに、触れ合いがあります。 全然興味もなかった男性でも、頭を撫でられたり、髪を触られたり、肩を抱かれたり、手を握られたら、その瞬間から性的に強く意識するようになります。

言葉だけで口説ければそれが理想的ですが、甘いムードで大人の男女らしい触れ合いができる方が、 心理的距離が縮み親密になるスピードは速いです。

・告白で恋人スイッチが入るタイプがいる

これは男女の心理の差でよくあるケースですが、特に女性に当てはまる気がします。 男性は1回デートしたらもう両思いで付き合っていると思って彼氏面したりしますが女性は彼女のつもりにはならず遊びの関係じゃないかと疑います。 女性は彼氏か男友達かを明確に区別していて、「彼氏ならOKだけどまだボーイフレンドだからダメ」みたいな断り方をよくします。

デートをしているのにボディタッチの反応も悪いし、いまいち他人行儀だと思ったら、どこかでハッキリと「好きです、付き合ってください」みたいな 告白をしないと、恋人スイッチがオンにならず恋愛モードになれない女性がいるのです。 逆に2回目、3回目ぐらいのデートで男性に告白してもらいたい女性は、告白待ち、告白してほしいという意志をサインを出したり相手にやんわり伝えましょう。

・メール、ラインの回数、頻度は少なめが吉

どんなにスマホ中毒やSNSにハマっている男女でも、実のところスマホに依存している事に疲れていることがあります。 連絡の頻度は相手の心理的負担にならない居心地の良い距離感を保つようにしましょう。 理想はデートの約束をする時だけやり取りをするぐらいが良いと思います。

マメな男がモテるとは言いますが、あまりに絡み過ぎるとしつこい男になって嫌われます。 女性に一度「しつこい、うざい、重い」と思われるとその時点で格下扱いにされて恋愛対象として見られなくなることもあります。 女性の場合も重い女だと思われると振られることもあります。

お互いに相手への依存度が強い場合、毎日でもラインをしても良いですが、それほどでもない場合は、ほどほどにしましょう。 また、基本的には電話した方が早いし仲良くなれるので親しくなる前ほど通話をおすすめします。